荒川内科小児科医院

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どうする?子供の紫外線対策

こども医療センターの皮膚科医の話では
 子どもの肌は薄く感受性も高いため、紫外線の影響を受けやすい。
 18歳頃までに人が一生に浴びる紫外線量の半分を浴びてしまうとも言われており
 幼児期からのUVケアが必要

とのことです。

 

子どもの [日焼け] まずは基本を押さえよう!!

【紫外線の種類は2種類】
 地表に届く紫外線は波長の長さの違いで2種類あります。

①UV-A:波長が長い
 地表に届く紫外線のほとんどはUV-Aです。
 これは「真皮層」と呼ばれる肌の深い部分まで届きメラニン色素に作用します。
 肌が褐色に(サンタン)なったり、シミの原因になるほか、
 タンパク質を変性させてシワの原因となります。

②UV-B:波長が短い
 こちらは皮膚の表面(表皮)までしか作用しませんが、
 肌が赤くなりヒリヒリする日焼け(サンバーン)を起こします。
 ビタミンDの合成もUV-Bの作用です。
  

「浴びすぎない」が大事なポイント
~子どもの紫外線対策、押さえたい3つのポイント~

①外遊びは10時-14時を避ける
 紫外線量が特に多い10時~14時を避け、朝や夕方にしましょう。

②日陰を利用する
 控えの紫外線量は日なたの半分です。屋外はできるだけ日陰があるところで遊びましょう

③つばのある帽子、襟や袖のある服を選ぶ
 外出時には必ず帽子をかぶらせましょう。
 麦わら帽子のようにつばがぐるりとついた形のものがおすすめです。
 衣服で肌を覆うことも日焼け予防に有効なので無理のない範囲で襟や袖のついたものを選びましょう
 紫外線カット効果のある素材で作られた帽子や衣服を着用するのも良い方法です。
  

★子どもに日焼け止めは必要?

日陰の無い海や山などで長時間遊ぶときは、低刺激な日焼け止めを選んで使うと良いでしょう。
未就学の子供には、「ベビー用」「子供用」などと表記された低刺激のものがおすすめです。
確認する指標としては成分表記が参考になります。

①日焼け止めの効果指標(SPF50++などの表記)
UV-Bをカットする「SPF(数値)」
UV-Aをカットする「PA」(+の数)
で日焼け止めの効果が表記されています。
数値が極端に高い物は刺激は強い傾向です。

②紫外線をカットする成分
大きく『紫外線吸収剤』と『紫外線散乱材』の2種類があります
『紫外線吸収剤』は刺激が強い場合があります。

上記を参考に低刺激な日焼け止めを選んで使用しましょう


日焼け対策

★子どもへの日焼け止めの塗り方は?
 日焼け止めを正しく使うことも大切で、重ね塗り&塗り直しが肝心です!

 子どもの顔に塗る場合、乳液タイプなら一円玉大、クリームタイプなら7~8ミリ大の量を
 全体に伸ばしさらに同じ量を重ね塗りするのが基本。

 効果を持続させるため2~3時間おきに塗りなおすと良いでしょう。


★日焼け止めの落とし方は?
 日焼け止めを塗った日は肌に成分が残らぬよう入浴時に石鹸で丁寧に洗いましょう。


★子どもが日焼けしてしまった場合の対処方は?
 冷たい濡れタオルを当てて痛みが治まるまで肌を冷やしましょう。
 日焼けした肌は乾燥しているので痛みが納まったら保湿剤を塗っておきましょう。
 日焼けから脱水を起こすこともあるので水分補給も大切です。

 重度の日焼けは火傷と同じです。
 冷やしても痛みが治まらない、日焼け後に皮がむけてきた場合などは皮膚科を受診しましょう。


紫外線が多くなる初夏~夏にかけては、紫外線対策を心がけましょう。
外遊びの際には「浴びすぎない」注意をしましょう。