40歳~74歳の方が対象です |
クーポン対象検診 | 性別 | 年齢(令和3年4月1日現在) |
子宮頸がん検診 | 女性 | 21 , 26 , 31 , 36 , 41歳の方 |
乳がん検診 | 女性 | 41 , 46 , 51 , 56 , 61歳の方 |
大腸がん検診 | 男性・女性 | 41 , 46 , 51 , 56 , 61歳の方 |
骨粗しょう症検診 | 女性 | 41 , 46 , 51 , 56 , 61 , 66 , 71歳の方 |
特定健康審診査 | 検査で分かること | ||
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理 学 的 検 査 | 視診・打聴診・触診など | 心雑音・呼吸雑音など | |
身 体 計 測 | 身長・体重・腹囲・BMI | 身長と体重のバランス | |
血 圧 測 定 | 血圧 | 高血圧の判定 | |
尿 検 査 | 糖・たんぱく | 糖尿病・腎臓の障害など | |
血 液 検 査 |
脂 質 | 中性脂肪・HDLコレステロール・ LDLコレステロール |
動脈硬化の危険性 |
肝機能検査 | AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GT(γ-GTP) | 脂肪肝・急性肝炎・慢性肝炎・ アルコール性肝炎など |
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血 糖 | 空腹時血糖・ヘモグロビンA1c | 糖尿病の疑い | |
クレアチニン | 腎臓の障害 | ||
尿 酸 | 痛風など |
増加成分 | 異常値 | 疑われる病気 |
赤血球 | 1視野に2個以上認められれば異常 赤血球数が多ければ血尿となる |
尿路結石、尿路腫瘍、尿路感染症、腎炎、ネフローゼ症候群、突発性腎出血、膠原病 など |
白血球 | 1視野に数個以上認められれば異常 | 尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎 など |
上皮細胞 | 扁平上皮細胞以外が多数認められれば異常 | 尿路結石、尿路腫瘍、尿路感染症 など |
円柱細胞 | 1視野に1個でも認められれば異常 | 腎炎、ネフローゼ症候群、心不全、高血圧 など |
結晶成分 | 成分によって異なるが1視野に多量に認められれば異常 | 腎結石、急性肝炎、痛風 など |
糖尿病はインスリン作用の不足による慢性高血糖を主徴とし、種々の特有の代謝異常を伴う疾患群で、その原因は多様である。代謝異常が長く続けば糖尿病特有の合併症を来たし、動脈硬化も促進される。糖尿病の概念は高血糖のみならず、これらの特徴をすべて包括する。 | |
■ 成因分類
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■ 病態分類
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血糖値の程度、すなわちインスリン作用不足の程度に基づく病期(ステージ)の分類
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成因を縦軸に、病期を横軸として表示すると下の表のようになります 右向き矢印の方向に病期が進行していきます。黒矢印部分が糖尿病状態。 左向き青矢印は糖代謝の改善を示しますが、一度発症した糖尿病が消えてなくなるわけではありません。 破線部分はまれな状態を意味します。 |
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■ 75gブドウ糖負荷試験の判定区分
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■ 診 断
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持続的に糖尿病型に属するもの 2回以上の検査で高血糖が確認されたもの
1回の検査でも次の場合には糖尿病と診断する随時血糖≧200mg/dLも糖尿病型を示すものとして取り扱う 1. 典型的な症状がある
正常型でも1時間値≧180mg/dLの場合は、糖尿病に悪化する危険が高いので境界型に準じた取扱が必要2. HbA1c≧6.5% 3. 糖尿病網膜症がある 4. 血糖値が基準値を著しく超えている |
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スクリーニングとして、随時血糖≧100mg/dLならブドウ糖負荷試験を行う | |||||||
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■ 空腹時血糖値の正常域
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従来、我が国の空腹時血糖値の正常域の基準値110mg/dLは、これ未満なら長期追跡しても顕性糖尿病の発症をほとんど認めないという成績に基づいて定められていました。 しかし近年のデータによれば、空腹時血糖値110mg/dL未満であっても、100m/dL以上の場合は、100mg/dL未満のものに比べて糖尿病への移行率が有意に高いことがわかってきました。経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を行えば空腹時血糖値100~109mg/dLのもののうち25~40%が境界型や糖尿病型に属するので、基準値を110mg/dLから100mg/dLに引き下げることによって、これらを見逃す可能性を低下させることが出来ます。 一方、もし改訂した場合は、糖尿病に悪化する危険がそれほど高くないものの空腹時血糖値が境界域と判定される人が増加します。実際、OGTTを行えば、従来の基準では60~75%が正常型に属するにもかかわらず、これらのものも含めて境界型とすることになってしまいます。 従って現時点では、空腹時血糖値が100~109mg/dLの者を一律に境界域あるいは空腹時血糖値99mg/dL以下と同一の正常域として取り扱うべきではなく、正常域の中で正常高値とするのが適切であるとされました。 |
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ダイエットは体重を減らすだけでなく健康診断の数値などにも注目し健康になることを目指したダイエットを行うことが重要です。
肥満による内臓脂肪の増加は中性脂肪の増加などが起こり動脈硬化が進みやすくなります。
内臓脂肪が体に与える悪影響
内臓脂肪の増加 | ||
↓ | ↓ | ↓ |
TNF-αの増加 アディポネクチンの現象 |
アンジオテンシノーゲンの増加 | |
↓ | ↓ | |
血糖が増加 | 血圧が上昇 | 中性脂肪が増加 |
↓ | ↓ | ↓ |
動脈硬化 |
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